2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の5冊

わたしも挙げてみようと思い立ったけれど、印象に残っているのはどうしても最近の絵本/読み物……。新しい年も、たくさんの絵本に出会えることを夢見ながら、A Happy New Year! *1 *2 *3 *4 *5 読み物二冊と赤ちゃん絵本一冊は、別にして追加。 *6 *7 *8 *1:Li…

今週の書き込み

体の中に〜が生まれる 今日の色見す(見る) 言の葉の道 硝子 凍土の果て 訪ふ(おとなふ)=訪問する、おとずれる せきこんで話す かすかに〜の匂いがくすぐる まわりの〜を押さえつけている 風流な名前 決別を聞く

HOLES 穴

『Holes (Holes Series)』(邦訳『穴 HOLES (講談社文庫)』)のDVDを観た。封切を観た息子と主人の言うとおり、よくできた映画だった。無実の罪を着せられた少年の体験を通して人種差別主義、移民文化、ホームレス、ティーンカルチャー、テキサスの風土……と…

手帖

小学生のころ、親友のおかあさんが「暮しの手帖」という生活雑誌を講読していた。彼女の家にはこの雑誌がきちんと数字の順に本棚に並んでいて、遊びに行くたび本棚の周りに漂う整然とした雰囲気に心がしんと落ち着いたものだった。暮らしの手帖――手書きのよ…

ちびくろさんぼ、シナの五人きょうだい、大草原の小さな家

HBのロジャーさん*1も、同じ話題*2に触れているのを発見した。人種差別主義やヨーロッパ移民の開拓がどう行われていたのか資料として読むにはいいけれど、そういったスキーマなしに盲目的に子どもに与えることは危険だということになるだろう。これに気づけ…

Anatole and the cat アナトールとねこ

ギャビイ、ギャビイ――この小さな子猫にこれほど魅せられるとは、誰が想像したことだろう。犬のスクーターとも仲良しになり、二匹が寄り添い眠る光景にはハートマークがふわふわ飛び交っている。ギャビイを意識して、彼女と同じ色の猫が登場する『Anatole and…

Dizzy ディジー

クリスマスはジャズもいいなあと思う。厳かな宗教音楽に浸った後、家でゆったりするにはジャズが一番と結論づけてもいいかな。そんな気分にぴったりの絵本が『Dizzy』だった。ジャズトランペット奏者ディジー・ガレスピー(1917-1993)の生涯と活躍を紹介する…

Little One, We Knew You'd Come あかちゃんがやってきます

『Little One, We Knew You'd Come』は、降誕から顕現日にかけて読むのがいいかなと思った絵本。表紙マリアの大きさに圧倒されるのだが、幼子は新生児そのままの表情が出ていて母親がほろりときてしまいそうな水彩画だ。金色加工が施されているので、どのペ…

So Few of Me たりない!

クリスマスの朝は、親戚一同が集まりブランチ。毎年同じ朝だけど、同じことに祝福があると感じられるようになった。大人の加齢と子どもたちの成長ぶりを互いに確認しあう。 さて、ここを通り過ぎると、すぐに年末となる。仕事始めがお正月二日って言うの、勘…

娘からのギフト

クリスマスリースをあしらったプレスレットふたつ。赤と緑を中心に、細かなビーズがきらきらと輝いてすてき。イブ礼拝には毎年、これをつけていこう。 もうひとつは、雪だるまがレイボーカラーの雪片の中で舞うスノードーム(と言うのかしら?)。もうかわい…

THE BIG BOOK FOR PEACE へいわのえほん

本日はクリスマスイブ。クリスマスカードを書き終え、クッキーも昨日すべて焼いて準備したので、近年には珍しくかなり余裕のイブだった。イブ礼拝にもバタバタせずに出席。この時間の流れ方はモデム故障でネット接続不可だったことから生まれたのかなと振り…

THEO and the BLUE NOTE セオのブルース

スキー旅行を一日早く切り上げシアトルに戻った理由は、子猫のギャビイにある。窓辺にあったガラスの置物を倒して割った前科があるので、とくに暖炉の上など、家の中をめちゃくちゃに荒らしているのではないかと勝手な想像が頭の中を駆け巡った。お隣さんに…

TOOLS どうぐ

art

モデム故障が判明したので、カード書きに没頭。久々に図書館に行き、絵本を借りてきた。 三浦太郎さんの『Tools』という絵本に魅せられる。オリジナルは、イタリアで出版された一冊という。一見デザインの走りすぎという印象があったのだけど、ページを開く…

Santa's Workshop サンタのクリスマスハウス

クリスマスを前にうれしい贈り物が届いた。N先生はわたしのピアノの先生で、小学生の頃から毎年クリスマスにカードと贈り物を贈ってくださる。今年は豪華な『サンタのクリスマスハウス』。開くと屋根裏部屋付き三階建てサンタクロースのおうちが飛び出した。…

Birdie's Lighthouse 灯台守のバーディ―希望の灯を守った少女の物語

山に行くというのに、なぜか海を舞台にした歴史フィクション絵本『Birdie's Lighthouse』(邦訳『灯台守のバーディ―希望の灯を守った少女の物語』)を持ってきていた。カリフォルニア生まれの義母は、大の内陸好き。山と大平原に囲まれた自然の美しさをいつ…

Little House on the Prairie 大草原の小さな家

息子がスキーに行っている間、風邪気味の娘といっしょにジグソーパズルに興じる。その間、義母がTVランドを付けてくれた。放映中だったのは、『Little House On The Prairie CD』。小学生の頃夢中だったテレビシリーズも、こちらに来て歴史を知るにつれ、自…

Rainbow Magic シリーズ Heather the Violet Fiary 読了

娘が『Heather, the Violet Fairy (Rainbow Magic: the Rainbow Fairies)』を読了。グランマと一緒に読んだら、ここでもサンタの贈り物がもらえると聞き、がぜんはりきって(普段はしない)音読をする。続きのシリーズとしてThe Weather Fairies があり、季…