2009-01-01から1年間の記事一覧
年末は毎年、お節作りでてんやわんや。二の重の内容にその年の特徴が反映される感じでしょうか。一の重と三の重は例年どおり。そうそう、今年はくわいを見つけることができました! 2009年もお世話になりました。振り返ってみると、子どもたちの成長とともに…
大掃除、ほぼ終了。ダイニングに本があふれ始めていたので、思い切って「クリスマス絵本箱」を作った。友人に教えてもらった「クリスマス絵本のかご」の絵本箱版。 クリスマスの絵本は時期が限られているにもかかわらず、本棚のほぼ1/3のスペースを独占して…
上の続きで……: 家族のよきサポーターになる 花の似合う食卓を維持する(花はあるのだけれど周辺が往々にしてごちゃごちゃ状態) ヨガ+ジム 源氏物語読破 絵本の記録 こんなところかな。
クリスマスの贈り物にした"Bard of Avon: The Story of William Shakespeare"がすごくよかった。読者レビューを読み自伝関連で一番評判のよいものを選んだので、そうこなくっちゃ!というところ。娘といっしょに読んだ。 シェイクスピアの生涯に関しては、い…
→愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に(読売新聞) - Yahoo!ニュース この記事を読んで、先日記した「子どもの本、すべからぬ法」*1云々を思い出した。タバコは米国であれば確実に問題視される視覚イメージだろう。ピューリタンのふるさとというか、立…
"Never Smile at a Monkey: And 17 Other Important Things to Remember"は、野生の動物たちに対して「してはならない行為」を紹介する。 いつもの切り絵アートで表現される動物たちは、ここでもゴージャス。ノンフィクション絵本ではあるのだけれど、アート…
26日土曜日締めアマゾン・ホリデー商戦の記事を読んだ。アマゾン・キンドル2を介した電子書籍の売り上げが実際の書籍を上回ったという。 9000にも上るキンドルのレビューを読むと大方、購入したばかりの人は大満足という印象。一つ星のレビューを読むと、購…
イブ礼拝にて。主教のメッセージが心に残った。ものごとは見方による、という話。エピソードのひとつに著名バイオリニスト、ジョシュア・ベルがワシントンDCの路上でバイオリンを弾いた話があった。この記事、いつか読んだことがある!――ここにも書いたかな…
息子が国語で「ベニスの商人」を読んでいるときに娘がシェイクスピアに興味を持ち出した。息子のほうは原文なので悲鳴を上げていたけれど、娘のほうはもっともっと知りたいという雰囲気だったので、今年のクリスマスの贈り物はこちらのペーパーバック3冊。秋…
日曜礼拝での聖劇で、息子が小さな子どもたちを見ては「かわいい」と言っていた。「見てあの子ども、赤い服着てサンタ……」――。天使や動物たちに混じって、まだ何も分かっていないよちよち歩きの幼児たちが飛び入りで劇に混じっていた。訳も分からず飛び跳ね…
第二次世界大戦に従軍していた父親が帰還した。少女リズはほとんど父親のことを知らない。互いに失われた時間を求めて、父娘が親子としての接点を探し始める。 この表紙。一瞬写真かとも思えて、しばし眺めていた。戦争体験のある人々にとって、"Crow Call"…
本日午前9時、聖マルコ大聖堂にてクリスマス降誕劇"People, Look East!"を交えた聖餐式がありました。同名の聖歌は、童話作家エレノア・ファージョンの作詩。これを口ずさむと元気が出るというか。ファージョンのことを思うとさらに感動したりします。 陪餐…
最終日は午前中にライターズ・セレブレーション。高学年の音楽発表会の後、算数の時間はビンゴで賞品選び。午後は読書の後、キューブ・ブックレポートの賞発表をして下校になった。来年度、主人は算数・コンピュータ専門クラスを希望しているけれど、担任に…
クリスマスなのにイースター向きの絵本について書くのは気が引けてしまうけれど、それほど興味深い絵本というのも確かです。パステルカラーが誘う小さな子ども向けのしかけ絵本"Good Egg"は、大人が見ても「ほほう〜」と感心してしまうでき上がりなのです。…
教室環境作りに夢中。デイリー5での提案は、ワークショップ形式のクラス運営では生徒の自習が鍵となるので、まわりは視覚雑音の起こらない、心地よさ最優先の環境設定を呼びかけている。要するに「エンバイロメンタル・ストラクチャー」というもの。小学校の…
"In My Nest"は、ご近所に住む若いカップルの赤ちゃんへのクリスマス・ギフトとして購入しました。あたたかい陽だまり色に引かれページを開くと、そこには心地よい巣で愛に育まれながら幼い日を過ごすひな鳥の様子が描かれます。真ん中に見える布製の青い小…
植物や木、森に関わる絵本は、どんなテイストのイラストでも好き。"The Curious Garden"も発想がすてきで、冒頭の設定に魅せられた。 舞台は架空の街だけれど、ヒントは作者の住むニューヨークから得たという。人々は家の中にこもりっきりで、街の様相に見向…
リーディングのほうは四苦八苦しながらもデイリー5*1に則ってワークショップを実践しているのだが、壁を感じるのはライティングのほう。というわけで"Using Picture Books to Teach Writing With the Traits"を購入してみた。筆者はモンタナ州最優秀教師賞を…
なんと貸し出し期限が2週間も過ぎていて、冊数も多かったものだから、ここにきて非常に痛い42ドルの課徴金。気がついた昨日はかなりショックだったのだけれど、1日たったら少し気持ちが落ち着いた。今まで規制が緩く甘えていた部分があったので、公立図書館…
Amazon.co.jp: ねないこだれだ (いやだいやだの絵本 4)のNorthstarさんのレビュー 子どもたちが小さな頃、こちらの育児月刊誌でたくさん学ばせてもらった。そのうちのひとつが「絵本」のあり方について。乳幼児時代から幼児期まで、子どもの成長にともない…
平和を願う絵本"A Child's Garden: A Story of Hope"(邦訳『少年の木 ~希望のものがたり~』)を読んだ。写実で平和や希望を示すことは難しいことだと解釈しているのだけれど、本作は植物の生命力と絡めテーマがわかりやすく描かれていた。 ここ数年のこの時…
この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記 ここまで豊かさが普通になってしまうと誰も自己犠牲を払いたくない。暗黙了解の傲慢がまかり通っているのが今の米国の姿――。イエスが生きたように、社会的弱者とともに歩むことをうたいながら、ではなぜ高級車…
降臨節第一主日。礼拝後、恒例のアドベントリース、カレンダー、クリスマスオーナメント作り。 子どもたちを待つ間に、アドベントに読みたい絵本24冊を挙げてみました。清らかで慎ましい「ちいさなクリスマス」がテーマです。クリスマスの絵本はろうそくの灯…
"Pip in the Grand Hotel"(原書"Mausejagd im Scholosshotel")は、スイスの探し物絵本。背景に見えるヨーロッパの街並みに引かれて手にした。壮大な宮廷の風景、ぶらさがるハムやソーセージ、チーズの山など、こういうイラストは欧州ならでは。こちゃこち…
"The Sea Serpent and Me"はイラストに魅せられて手にした。水道の蛇口から出てきた小さなウミヘビと繰り広げるファンタジー絵本。緑とか青の重なり具合が幻想的で、お話よりも絵のほうに吸い寄せられる。透明水彩が物語のテーマにぴったりだった。他の作品…
表紙のこの入道雲、子どもの頃、夏になったら毎日見上げていた。気持ちよかった、何の束縛もない開放感。"All the World"でうたわれる世界は、自由で安心に満ちている。 描かれるのは建物の雰囲気からテキサスあたりの海岸風景。けれども、絵本に流れる空気…
正方形の配置と色彩変化で表されるスクエア・ペインティング――。よく目にはするけれど、誰の作品なのかまったく知らずにいた。"An Eye for Color The Story of Josef Albers"を読み、その存在がぐっと近くに感じられるようになった。 ドイツ人の抽象画家ジョ…
たいせつなあなたへ――アリソン・マクギーの新作絵本"Always"に、"Someday"*1(『ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)』)風のタイトルをつけてみた。見開きごとにひとつのメッセージが続く。大切な人を守りたい気持ちがせつせつと簡潔な一文…
"How Do You Wokka-Wokka?"のようなことばあそびから久しく離れているなあと実感。耳にしただけで理由もなく、何だか心が弾み出す言葉のパワー。教室で読んだら、一気にリズムが生まれそう。 ときにはこんなことばあそび、誰の心にも必要な気がした。大人の…
ポッサムという四足獣の、尖がった鼻と鋭い目のいでたち――わたしはちょっと苦手なのだ。いつだったか、夜更けにガラス窓をはさんで「何ものだろう?」と互いににらめっこした相手がポッサム。威嚇する面長の風貌に前歯が覗き、心臓がぎょっと飛び上がった。…