2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼくとサンショウウオのへや

この絵本、息子もわたしも大好きだった。タイトルは、"The Salamander Room"。友だちの誕生プレゼントにも贈ったりして、思い出がいっぱいだ。ついに邦訳が出たとのことで、マジカルな世界が日本語でも楽しめるようになった。 思い出のつまった原書の書影も…

The Bat Scientists コウモリのすべて

昨日に続くシリーズ。こちらは、コウモリについて詳しくレポートされている。対象はやはり高学年から中学生ぐらい。サイエンティストたちの活動を見ていると、いろいろな研究分野があるのだと思い知らされる。The Bat Scientists (Scientists in the Field S…

The Hive Detectives: Chronicle of a Honey Bee Catastrophe ハチのノンフィクション

小学校高学年から中学生ぐらいに向くハチのノンフィクション写真絵本。かなり詳しいので、じっくり学びたいときに開くといい。現代の養蜂産業について、たくさん記事が載っている。 クマのプーさんのように、ハチミツが食べたくなってきた。The Hive Detecti…

Growing Patterns: Fibonacci Numbers in Nature 自然界の不思議な数

フィボナッチ数と呼ばれる数列を紹介するノンフィクション写真絵本。この数列は古代インドですでに発見されていたけれど、イタリアの数学者フィボナッチが有名にしたらしい。 絵本では花びらやまつぼっくりの種などを用いてフィボナッチ数を説く。 1+1=…

ムーク せかいをひとまわり

原書はフランス語。英語版を見てかわいいなあと思っていたら、日本語版『ムーク せかいをひとまわり』も出たみたい。くまのムークといっしょにせかいをぐるり。 以前、娘にプレゼントした読み物のアートを担当したイラストレーター。70年代っぽいイラスト…

Emma Dilemma: Big Sister Poems おねえちゃんとよばれて

臨場感あふれる設定、いきいきとしたイラストが、姉妹の日常を活写する詩の絵本。 ジェシカは4年生。妹のエマはまだ小さい。エマはおねえちゃんが大好きで、いつもおねえちゃんを追いかける。笑顔をふりまく妹は、かわいいけれど、いたずらもしほうだい。ジ…

Guyku: A Year of Haiku for Boys 男の子のこころ

またもや、男の子のおかあさんたちが胸を熱くしそうな絵本。こちらは男の子の個性を四季をとおしてうたう俳句の絵本。俳句というよりHaikuと記したほうがいいのかな。読んでいると元気な男の子たちを想起せずにはいられない。 配色に工夫を施したイラストに…

Tiny Little Fly ちっちゃなハエくん きょうはみんなで名作だ! 

おや、おや、 ちっちゃなハエくんがとんできたよ! ゾウはウインクをして「つかまえてやるぞう!」――。のっし! どしん! のっし! でも、ハエくんはにげていく。おや、おや、 ちっちゃなハエくんがとんできたよ! カバはウインクをして「つかまえてやるわい…

Fiesta Babies メキシコのあかちゃんたち

リズムがよくて、カラフルで。ぬくもりを感じさせる手作り感、そして民族への誇りが"Fiesta Babies"の魅力。ぴちぴち明るくはじける赤ちゃんたちが、たのしくお祭りを盛り上げる。フィエスタ、シエスタ……「あ音」でおわる語感だけで、元気になれそう。Fiesta…

Little White Rabbits イマジネーションであそぼうよの絵本

ぴょん、ぴょん、ぴょん――。元気な白うさぎが草むらをかけぬけて、「みどりになるって、どんなかな…」。森の木立ちをとおりすぎ、「せいたかのっぽになるって、どんなかな…」。岩をとびこえて、「うごかないって、どんなかな…」。 好奇心旺盛なイマジネーシ…

Rubia and the Three Osos スペイン語でたのしい3びきのくま

"Rubia and the Three Osos"は、誰もが知っているお話をとおしてスペイン語の単語が学べる絵本。よく知られているからこそ、作中の「くま」「スープ」「パパ」「ママ」「ぼうや」「熱い」「冷たい」などの単語を外国語にすりかえても、お話はちゃんと伝わる…