ガイゼル賞

Cowgirl Kate and Cocoa 2006年オナー

『Cowgirl Kate and Cocoa』は、カウガールのケイトと彼女の馬ココアのお話集。4つの章からなっている。馬といっしょの生活は、子どもにとって憧れだ。このお話では、そこが絶対的な魅力だろう。畜舎でのお世話や放牧地での様子など、西部の生活を垣間見る…

HI! FLY GUY 2006年オナー

娘のお気に入り『Hi! Fly Guy』がオナーを受賞した! テッド・アーノルドの絵本は、こちらで絶大なる人気を誇っている。(少なくとも主人のクラスで、と前置きするほうがいいかな。特に『Catalina Magdalena Hoopensteiner Wallendiner Hogan Logan Bogan wa…

AMANDA PIG AND THE REALLY HOT DAY 2006年オナー

ヘンリーとマッジに及ばないけれど、『Amanda Pig and the Really Hot Day (Oliver and Amanda)』も数多くシリーズとして出ている。主人公はブタのアマンダ、オリバー妹兄。この作品では、妹アマンダの暑い夏の日が4つのお話で描かれる。庭で遊んだり、レモ…

A Splendid Friend, Indeed 2006年オナー

『A Splendid Friend, Indeed (Goose and Bear Stories)』は、この部門唯一の絵本。性格の違うあひると白くまのやりとりが、いい味を出している。 本を読みたいしろくまくん、でもあひるくんはおしゃべりしたくて仕方がない。お話を書きたいしろくまくん、で…

HENRY AND MUDGE and the Great Granpas 2006年 

というわけで、ガイゼル賞初年度受賞作は『Henry and Mudge and the Great Grandpas (Henry & Mudge)』。誰にとっても(特に学校の先生たちの間で)、納得の結果だと思う。 たくさんある中で、このお話は結構笑えて楽しかった。ここには、主人公の男の子ヘン…

ひとりで読めるよ! 2006年の5冊

ガイゼル賞は、米国内で前年出版された優れたビギニング・リーダーズに贈られる児童文学賞である。ドクター・スースとして知られるセオドア・スース・ガイゼル氏の功績をたたえ、米国図書館協会(ALA)が2006年から設置した。 ビギニング・リーダーズ(Begin…