情報

バスラの図書館員 イラクで本当にあった話

ジャネット・ウィンターの絵本『バスラの図書館員―イラクで本当にあった話』*1が邦訳出版された。訳者は詩人の長田弘さん。ちょうど7日に書いたかばのオーウェン&かめのムゼイの絵本『MAMA: a TRUE story, in which a BABY HIPPO loses his MAMA during a …

シスのモーツアルト絵本

有名な音楽家の絵本って以外と少なくて驚く。すでに偉大な作品が残されているから、絵本メディアとして伝えられるものが希薄になってしまうからだろうか。でも、ピーター・シスの実力なら敵なしじゃないか。5月に刊行予定"Play, Mozart, Play" by Peter Sís…

おなら犬ウォルター

『Walter the Farting Dog』の邦訳『おなら犬ウォルター』が出た。読んでみたいな……の気持ちがむくむくむく。キャプテン・アンダーパンツなどもそうだったけど、社会的に非上品とされるテーマを扱う作品が日本語でどう表現されるのか興味津々である。 今年5…

ローレン・チャイルドの「えんどう豆の上のお姫さま」

チャイルドの『The Princess and the Pea』が今週発売された。最近子どもたちといっしょにおとぎ話を読み返しているところに、このニュース。うれしいけれど、米国では即、手にできないことがもどかしい。今回は写真家との共同制作ということで、本格的にき…

チャーリーとローラの最新作は、「本」をめぐるエピソード

チャーリーとローラのシリーズ最新作『Charlie and Lola: But Excuse Me That is My Book』が、来年1月米国発売される。こちらは、本をめぐるお話のようで楽しみ!(英国版『Charlie and Lola: But Excuse Me That is My Book』は、すでに先月発売された。…

消費者の人気書籍投票によるクイル賞

文字文化の発展を願って、今夏米国で初めての消費者による書籍人気投票が行われる。全19分野で各5作品がすでにノミネートされ、1位にはクイル賞が贈られる。 さっそく子どもの本関連をチェック。ふむふむ。絵本、児童書、YAに各5冊ずつ。ハーリー・ポッタ…

C・V・オールズバーグ、アイリーン・ハース

『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』村上春樹訳(あすなろ書房) 8月中旬刊行予定。個人的にタイトルは旧版『魔法使いガザージ氏の庭で』のほうが詩的で絵本向きかなと感じるけれど、なにせ村上訳ということで楽しみ。でも、やっぱり旧版も欲しいなと思っ…