読書

Gotta Keep Reading - Ocoee Middle School 読書推進のかっこいい〜ビデオ

本日、幼稚園のクラスで見せてもらったビデオに感動。子どもたちはリーディングの前にこのビデオを見て、「本って、楽しいんだよ!」のノリノリ気分で読書に入った。 そのビデオはこちら。 うちはテレビを見ないので、けっこう有名なビデオにもかかわらず全…

Book Reports Don't Have to be Flat!

普通のブックレポート 3D ダイオラマ パネルブック フリップブック ウォレットブック アコーディオンブック ボックスブック レターブック アーティファクトボックス ハンガープレゼンテーション

出版不況と言うけれど……

米国の場合、売上は減ってはいないみたい。パブリッシャー・ウィークリー誌で「○○四半期は売上増」とかの見出しをよく目にするし、深刻な雰囲気はあまり感じられない。あくまでも個人的な感触だけれども。 日本の場合、出版は商売という印象が強いけれど、こ…

米国男子の読書事情

ジョン・シェスカの男子向け読書案内サイト"GUYS READ"*1に、同サイト開設の理由が掲載されている。(以下、抜粋)男子と読書 過去30年間、米国教育省実施のリーディング・テストにおいて毎年、男子はいずれの年齢でも女子の結果より劣っている。 中学8年生…

mariabの読書ブログ The Book Fairy

「継続は力なり」とは言いますが、昨夜、この「力」に魔法がかかり娘に乗り移ったのではないかと思うハッピーなできごとがありました。 ここのところ多忙が続き更新が途絶え気味でしたが、それでも絵本手帖でのレビュー執筆は開設以来ずっと日々の楽しみにな…

ブックレポート/ブックフェア雑感

小学3年生のクラスで人気の読み物と言えば、まずハリー・ポッターシリーズ(最終巻『Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)』)が挙がる。ブックレポートのタイトルを見ていると、必ず数人の生徒が巻は違えど取り上げている。マジック…

ケビン・ヘンクス作品によるライティング指導

"Lilly's Purple Plastic Purse" 会話を二分する。"---------" he said, "----------". 違う言葉で文章を書き始める。 "Chrysanthemum" 場面描写の間を伸ばし、サスペンスを加える。 ちなみに担任の先生は、「ヘンクス」ではなく「ヘンキース」と発音してい…

異文化の中での読書事情

以前にも記したが、もう一度整理する意味で日米読書事情の違いを記す。

2年目の教室で

「テキストtoテキスト」「テキストtoセルフ」に加えて新たに「テキストtoワールド」コネクションを紹介。 このクラスは静かに座って聞く耳を持つクラスなので、「テキストtoワールド」コネクションの紹介に踏み切った模様。これは実際に自分が体験したことで…

2年目を迎えて

ここからは今年に入ってからのガイデッド・リーディング・プログラムについて記す。今年は2・3年生のクラスを担当。 2年生の教室で。「スキーマをどうやって身に着けたのか」という教師の問いに対して上がった項目を表にする。 実際にやったことがある。 誰…

レベルに合った本 

ガイデッド・リーディング・プログラムを成功させるに当たり、根幹となる部分が選書である。メンタル・イメージを抱けない本はレベルに合っていない証拠ということで、とにかく教師たちは「自分のレベルに合う本」を選ばせる。 ノンフィクションの図鑑や人気…

スキーマを増やす(3) 1年生の教室で

T-to-S コネクション(テキストtoセルフ・コネクション) 1冊の絵本を読み、自分の生活とつながる部分を発表させる。(カーペット・コーナー) 自分のレベルに合った絵本を読み、T-to-Sコネクションを探し、ポストイットノートに記す。 いくつもあれば、何…

スキーマを増やす(2) 1年生の教室で

T-to-T コネクション(テキストtoテキスト・コネクション) 2冊の絵本(子どもたちの日常を描くようなお話)を読み内容を比較する。 ".....reminds me of......"のパターンで、2冊のどことどこがつながっていると思うか、理由も添えて発言。 模造紙を2分…

スキーマを増やす 1年生の教室で

スキーマを増やす活動では、主に科学、社会分野の簡単なノンフィクション絵本が用いられる。スキーマ2 最近学んだスキーマについて、一人一人発表する。(カーペットコーナー)"I have new schema about....." 各自レベルに合ったノンフィクション絵本を選…

スキーマを持つ 1年生の教室で 

「スキーマ(schema)」はガイデッド・リーディングのキーワードでもある。このプログラムでは、「過去の経験から得た知識、すでに知ってる知識」として使用する用語だが、心理学では「世界を認知したり外界に働きかけたりする土台となる内的な枠組み」(広辞…

メンタル・イメージ 幼稚園、1年生の教室で

自分の働いている小学校は、昨年から全校でガイデッド・リーディング・プログラムを取り入れている。去年、幼稚園、1年生、2年生のクラスで関わった同プログラムについて考察メモを記す。あくまでも個人的メモ。 月ごとにテーマが決まっており、このときは…

蔵書管理、カタログ作り

増え続ける絵本をどうやって管理しようか、というのがここ数年、頭痛の種でした。絵本ナビのレビュー、ブクログの短いレビュー、絵本手帖のレビュー……レビューの数々もこんな風に散在してしまうと、さらに重い気持ちになってきます。 幸い"LibraryThing | Ca…

Big kids and baby books 小学生と幼児絵本

子育て雑誌"Parenting"2007年2月号に面白い記事があった。タイトルは、"Big kids and baby books"。10歳と8歳になる息子たちが部屋の整理をしているとき、小さな頃に親しんだ「クリフォード」や「ドクター・スース」の絵本を見つけ、読み耽りはじめたという…

April Bubbles Chocolate 4月 しゃぼん玉 チョコレート

今月の読書指導は心に浮かんだイメージを絵に描こうというもので、どのクラスの廊下にも絵本や本を読んでの「メンタル・イメージ」が発表されている。当然のことながら一人一人スキーマが違うので、みんな絵が違う。この違いがおもしろくて、子どもの絵を見…

小学校の教室で 読書とフォニックス

先月中旬からチューターとして小学校で勤務し始めた。今年で二年目なので、昨年より勝手がわかる感覚に少しホッとする。二週間が過ぎたところで印象的だった時間といえば、一年生のサイレント・リーディングだろうか。息子、娘も体験した時間だけれど、あら…