cows

The Cow That Laid an Egg たまごをうんだウシ え? ほんと?

復活祭を来週に控え、娘が楽しんだ絵本がこれ『The Cow That Laid An Egg』。イースターとはまったく関係のないストーリーなのだけれど、ショッキング・ピンクに浮かび上がる牛模様の卵がお気に入りになったようだ。 とりえがないとしょんぼりしていた牛さん…

Millie Waits for the Mail 元気な牛ミリーのお話

『Millie Waits for the Mail』の主人公、牛のミリーは郵便屋さんが待ち遠しくてしかたありません。手紙が待ち遠しいのかと思ったら大はずれ。郵便屋さんを脅かし追いかけることが、待ち遠しい理由と言います。毎朝ミルクをしぼってもらいながら、今日はどこ…

Cowlick! ペロ〜ン!

『Cowlick! (Deluxe Golden Book)』のような絵本は、経験から生まれたものでしょう。そう思わずにはいられない、母親のあたたかいまなざしが感じられた一冊でした。 坊やたちが寝静まった頃、そうっと部屋にやってきたのは農場のメス乳牛。優しい目をした、…

Clancy: The Courageous Cow どすこい! クランシー

現役大学生が作者というオーストラリアの絵本『Clancy the Courageous Cow』を読んで受けた。牛の種族間で行われるレスリング大会――日本流なら「おすもう大会」――が愉快。 お話は、代々おなかに白帯模様が入るギャロウェイ種の牛夫婦に、帯の入らない赤ちゃ…

The Cow Who Clucked コッココッコとないたうし

鳴き声をなくした牛を描く絵本『The Cow Who Clucked』を読み、あらためてこの作家の底力を感じた。単純なのだが子どもの好きなものばかり登場し、いつの間にか心が牧草地に飛んでいた。 舞台は、夏の農場。朝起きて「コッコ」と鳴いた牛は、自分の「モー」…