farm animals

A Place Called Kindergarten ようちえんっていうところ

毎日、ぼくたちと遊んでくれたトミーが、今朝はやってこない。どうしたのかな。…「ようちえん」っていうところに行ったんだって。夕方になり、トミーが帰ってきた。そこがどんなに楽しいところで、そこでどんなことを学んだのか。トミーはいつものように、親…

Hello, Day! 動物たちのごあいさつ

『Hello, Day!』は、春に読むのがぴったりの絵本です。農場の動物たちがたくさん登場して、子どもたちに「こんにちは!」と呼びかけます。もちろん、彼らの言葉を使ってのご挨拶ですけれど。おんどりは「コケコッコー」、うしは「モオオー」、ひつじは「メエ…

Farm: Let's Look のうじょうのどうぶつたち

今週水曜日にベイビー・シャワーがあるので、赤ちゃん絵本を1冊用意してくださいとのこと。それで主人の選んだ絵本がボードブック『Let's Look: Farm』だった。 さすが、教師! 「Essential preschool learning」という副題の通り、写真を見ながら、農場の役…

Chicky Chicky Chook Chook ひよこ ひよこ ぴよこ ぴよこ 

先週土曜日、うちに新しい家族が加わりました。ルーシーとペニー、ポルカのめんどり3羽です。――ポルカは残念ながら病気のため水曜日に昇天、RIP――。 窓から外を見やるとルーシーとペニーがコッコ、コッコと新天地を歩き回っていて、裏庭に新しい表情が生まれ…

The Growing Story 子どもの成長をたたえる絵本

今風に言えば、英米大御所の「コラボ絵本」ということになるのかな。『The Growing Story』を見て、クラウス(1901-1993年)×オクセンバリーという組み合わせに胸が弾んだ。 子どもの成長を賛歌する絵本の舞台は広い農場。待ち焦がれた春を迎え、お母さんと…

My Life as a Chicken あるにわとりの人生劇場

『My Life as a Chicken』のような山あり谷ありの人生ものに、「詩」という芸術媒体はしっくりときます。ベストセラー・リストにランク入りしそうな大人向けのタイトルもお似合いで、絵本ではあるのですが、人生を知り尽くした年代層受けしそうなスタイルの…

Millie Waits for the Mail 元気な牛ミリーのお話

『Millie Waits for the Mail』の主人公、牛のミリーは郵便屋さんが待ち遠しくてしかたありません。手紙が待ち遠しいのかと思ったら大はずれ。郵便屋さんを脅かし追いかけることが、待ち遠しい理由と言います。毎朝ミルクをしぼってもらいながら、今日はどこ…

Hurry! Hurry! いそいで! いそいで!

牧場の動物たちが、うれしそうに飛び跳ねています。それはめんどり母さんが「いそいで!…」とみんなに知らせを告げているからです。ヤギが「いま、いくよ!…」と走り出し、あひるの親子が「いいかしら?…」「いこう!…」と小川を飛び出して、牛の親子が「は…

Donkey Donkey ロバの耳は長いのです

自分の長い耳が気になってしかたのないロバのドンキー・ドンキー。犬のヘクター、羊のファジー・ファジー、ブタのローザから「耳を下にたらしたら?」「横に伸ばせばいい」「前に寄せて日よけや雨よけにしてごらん」と、それぞれアドバイスを受けましたが、…

Cock-a-doodle-hooooooo! コッケホーホー!

『Cock-a-doodle-hooooooo!』は、農場のニワトリ小屋に迷い込んでしまったフクロウのお話。ニワトリたちは「コケコッコー」と鳴くオンドリを必要としていたので、フクロウにオンドリの役を担ってもらおうと訓練を始める。でも所詮フクロウはフクロウ。オンド…

A Porc in New York モー、ブー、コッコ、メー ここはニューヨーク

『A Porc in New York』は、『A Spree in Paree』の第二弾。モンマトンおじさんの動物たちが、ニューヨークを訪れる。 畜舎から聞こえる怪しげな鳴き声は、動物たちが英会話を練習している声。パリでのお買い物に飽き足らず、今度はニューヨークに出かけよう…

The Cow Who Clucked コッココッコとないたうし

鳴き声をなくした牛を描く絵本『The Cow Who Clucked』を読み、あらためてこの作家の底力を感じた。単純なのだが子どもの好きなものばかり登場し、いつの間にか心が牧草地に飛んでいた。 舞台は、夏の農場。朝起きて「コッコ」と鳴いた牛は、自分の「モー」…

Dooby Dooby MOO 農場の動物たちがショーで大活躍

『Dooby Dooby Moo (A Click Clack Book)』は、カントリー・フェアの季節にぴったりの絵本。ブラウン農場の動物たちは、こっそり隠れてカントリー・フェアのかくし芸コンテストに出場しようと練習を重ねていた。納屋から聞こえる寝息は「デゥービー デゥービ…

ぶん ぶん ぶるるん

日本滞在中は、もちろん日本語の絵本ばかり。「ええー! イングリッシュ(の絵本のほう)がいい」という娘の反応は最近のお決まりなので、1学期の体験入学でそれがどう変わっていくか見守りたい。昨年ぐらいまでは、日英どちらでも構わないという感じだった…