imagination

Little White Rabbits イマジネーションであそぼうよの絵本

ぴょん、ぴょん、ぴょん――。元気な白うさぎが草むらをかけぬけて、「みどりになるって、どんなかな…」。森の木立ちをとおりすぎ、「せいたかのっぽになるって、どんなかな…」。岩をとびこえて、「うごかないって、どんなかな…」。 好奇心旺盛なイマジネーシ…

Clancy & Millie and the Very Fine House 箱から生まれるイマジネーション

なにげない日常を描きながら、イマジネーションの広がりが奥深い魅力となる絵本。それが"Clancy and Millie and the Very Fine House"だった。 住み慣れた家を離れて都会に引っ越してきた男の子クランシー。お父さんとお母さんは新しい居住環境に大満足だけ…

Mirror 初期の頃の作品

右ページ下に、うちひしがれた少女がひとり。ページをめくると、左ページ下に分身が現れて、お互いビックリ、顔を見合わせる。ここからにらめっこをしたり、飛び跳ねたり、戯れの時空が生まれ、うれしくて、調子に乗りすぎ、ぶつかり合った後、空白の時間が…

Shadow ……やはり予想どおりの傑作

サイズといい、二色使いの構成といい、スージー・リーの最新作"Shadow"を見て即座に"Wave"(『なみ (講談社の翻訳絵本)』)を想起した。手にしてみて、それは大正解。こちらも文字なしで、シンプルな題材を用い、愉快なイマジネーションの世界を繰り広げてい…

No Time for Monsters 子どもの好きそうなものがいっぱいつまった絵本

子どもの気持ちを素直に描いた"No Time for Monsters/ No hay tiempo para monstruos"に感心した。作者が自分の子どもたちといっしょに創作したと知って納得。イラストの印象から商業主義的な雰囲気が漂うのだけれど、スペイン語併記ということでラテン系の…

Ladybug Girl and Bumblebee Boy いっしょに見立て遊び

前作"Ladybug Girl"では一人の見立て遊びを描き、2作目の"Ladybug Girl and Bumblebee Boy"はハチになりきる男の子といっしょのごっこ遊びを描きます。コスチュームを身に着けると、子どもはその気になるのですよね。これぞ仮装というコスプレに生きるワクワ…

Ladybug Girl 小さな女の子の空想遊び

『Ladybug Girl』は、「おまえはまだ小さいから」とお兄ちゃんから相手にしてもらえない女の子が、ひとり空想の世界に遊ぶ絵本。彼女はてんとう虫のコスチュームを着て、自然の中に溶け込みます。 画風が日本アニメ調で、自分はちょっと受け付けないタイプ。…

The Little Red Fish 本の森で赤い魚を追う

水曜日。息子は野球の練習後、アート教室に向かう。その間、娘といっしょに立ち寄った書店ですてきな絵本に出会った。 宝物のように大切にされ、世に生まれたのではないか、というのが『The Little Red Fish』を手にしたときの第一印象だった。赤い布装丁、…

オーストラリアの光と風

おすすめになっていたので、娘と『Lizzie Nonsense (Bccb Blue Ribbon Picture Book Awards (Awards))』を読んだ。オーストラリアの開拓一家を描く絵本。水彩が美しく、南半球に広がる大地の光と風がそのまま渡ってくるようだった。生活は厳しいけれど、そこ…

ポロリと涙 台湾の絵本『On My Way to Buy Eggs』

『On My Way to Buy Eggs』は、こちらではとても高く評価されている絵本。なので、さっそく図書館から借りてくる。読んでみての感想は率直に、「いい!」の一言。その評判に偽りなし。ポロリと涙のこぼれる、繊細で温かくて心の宝物にしたくなる絵本だった。…