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The Hive Detectives: Chronicle of a Honey Bee Catastrophe ハチのノンフィクション

小学校高学年から中学生ぐらいに向くハチのノンフィクション写真絵本。かなり詳しいので、じっくり学びたいときに開くといい。現代の養蜂産業について、たくさん記事が載っている。 クマのプーさんのように、ハチミツが食べたくなってきた。The Hive Detecti…

Tiny Little Fly ちっちゃなハエくん きょうはみんなで名作だ! 

おや、おや、 ちっちゃなハエくんがとんできたよ! ゾウはウインクをして「つかまえてやるぞう!」――。のっし! どしん! のっし! でも、ハエくんはにげていく。おや、おや、 ちっちゃなハエくんがとんできたよ! カバはウインクをして「つかまえてやるわい…

Insect Detective みどりのしげみで

見るからに夏の香りに包まれた表紙を目にして、例のネイチャー・シリーズなのかなと思ったけれど、そうではなかった。"Insect Detective"は、シャーロッテ・ヴォークがいとこのスティーブといっしょに制作した、昆虫の世界を紹介するノンフィクション絵本で…

さいこうの いちにち

新学期が始まり、自分でも驚くほど充実の日々が続いている。去年の2クラスから増え、今年は4クラスでのチューターなのだが、想像以上にストレスがたまらずにいて意外や意外、素直にうれしい。やはり過去2年間は、担当したクラスの質によったのだ。この非常に…

ひとあし ひとあし

毎朝目が覚めると、きつつきの木を突く音が聞こえる。ここ最近、「また、お仕事しているね」が娘のお決まりのひとこと。とくに朝と夕方、このきつつきは森に響くいい音を聞かせてくれる。数にしてみると、一秒間に「こつ」の音が9回ぐらいかな。「こつこつ…

おいてきぼりのジョー

今夜の絵本は『おいてきぼりのジョー』(原書『A Remainder of One』)です。小さな虫25隊員から成るジョーの兵団が行進していきます。2列×12隊員で、ジョー1匹だけが余ってしまいました。じゃあ、3列×8隊員は? 4列×6隊員は? いずれもジョーが余ってしまい…

HI! FLY GUY 2006年オナー

娘のお気に入り『Hi! Fly Guy』がオナーを受賞した! テッド・アーノルドの絵本は、こちらで絶大なる人気を誇っている。(少なくとも主人のクラスで、と前置きするほうがいいかな。特に『Catalina Magdalena Hoopensteiner Wallendiner Hogan Logan Bogan wa…

視点の違い あり3部作(3)

『Hey, Little Ant』は、父娘のバンドコンビが作詞・作曲した歌絵本。きっと道端で見かけたありを話題にして、お父さんと盛り上がりながら作った歌なんだろうなあ。小学生ならではの視点が生きている。お話は、ありを踏みつぶそうとする男の子とつぶされまい…

すいかがおいしそうに描かれる あり3部作(2)

『ありとすいか (ポプラ社のよみきかせ大型絵本)』は最近出会ったありの絵本。一切れのすいかをありたちが巣に運び入れるまでを描く、コミカルでかわいいドキュメント風絵本である。クローズアップで一匹一匹のありの表情を楽しんでもいいし、全体を見て彼ら…

100匹に魅せられて あり3部作(1)

9月の新学期から数えて100日目に当たる日(2月中旬)に、「学校100日目のお祝い」として全校上げての学習行事があった。教案集の書籍がたくさん出ているから、とても人気のある行事で、たぶん多くの小学校でやっていることなんだろう。 幼稚園の生徒は単純…

春から夏に、あおむし3部作(3)好奇心を持ちはじめたら

『あおむしけむし (大型絵本―かがくとなかよし)』は、あおむしからさなぎ、蝶々に変わるまでを観察する、ストーリーと自然科学が同時に楽しめるすてきな絵本。このストーリーとは女の子がおじいちゃんからいろいろ教えてもらいながらあおむしの変化を見守る…

春から夏に、あおむし3部作(2)ふしぎなあおむしのお話

イマジネーションで遊ぶとなると、不思議なあおむしのお話『クレリア―えだのうえでおきたできごと』になる。それは、ある春の夕方のこと。木の上で一眠りしようとしていたクレリアのところにクモがやってきて、「ここ、きもちよさそうだね。ぼくにもやすませ…

春から夏に、あおむし3部作(1)遊びならおまかせ

春になったら必ず読む絵本がおなじみ『はらぺこあおむし エリック=カール作』。この絵本の魅力は、色、数、曜日、食べもの、虫、そしてもちろん仕掛けの穴……といろいろある。どれも子どもの日常と係わりの深いものばかりで、ページをめくるたびに子どもの世…