lions

Library Lion としょかんライオン

『Library Lion』(邦訳『としょかんライオン (海外秀作絵本 17)』)を読み終え、しばし涙。「愛と感動の名作」とか「珠玉の名作」という形容がぴったりの絵本だった。これは、まるで小説か映画を味わった後のような読後感。 お話は、こんな風に始まる。「あ…

悠久の時を知る魔よけ獅子

『The Little Stone Lion』(邦訳『ちいさなこまいぬ』)は、言葉少ない語りかけ故に深く心に染み入る秀作絵本。わたしの知る中国絵本は台湾の作品がほとんどだったけれど、この作品は中国本土出身、北京在住作家によるものだ。だからなのかどうなのか、描か…