pirates
海賊語は独特の迫力があって楽しい。でも実際に目の前で話されると、すでに雰囲気から圧倒されてしまい、わたしなど何もできなくなってしまうけれど。"A Pirate's Guide to First Grade"は、1年生の男の子が海賊になって――というか、海賊が1年生になって?…
"When I Wore My Sailor Suit"は、まだワルシャワに少しの平和が残されていた頃のお話。第二次世界大戦勃発前夜の頃である。 アパートの階段を上って目指すは、友だち(と言っても大人のおじさん)ミンツさんの部屋。ここにある置き物の帆船に乗り込み、シュ…
『Pirates Don't Change Diapers』の表紙を見て、あの海賊たちのことが気になり出した。今度は、子守り! 船首が壊れてしまい修理が必要になった船長たち。ジェイコップの家を訪ね、以前いっしょに埋めた宝物から修理費用をまかなおうとした。でも、ジェイコ…
ヤンチャ船長は、遊びのガキ大将。今日も元気に冒険を繰り広げる。でもね、いつもそばにいてくれた大切なぬいぐるみJAテディがいなくなっちゃった。肩を落とす船長をなぐさめようと、妖精や小人、小おにたちがやってきた。JAテディは、世界中の迷子のテ…
花模様、水玉模様の帆を張った小船はモリー号。船内には寝そべるモリーの傍らに、まるで赤頭巾ちゃんがおばあさんを訪ねたときのようなバスケットが一つ見える。それもそのはず。モリーはおばあちゃんに会いに行くところだった。そこにやってきたのが、泣く…
小学校の図書館で週2回、書架整理のボランティアをしている。去年から続けていて気づくことは、人気図書の傾向のようなもの。授業の影響で貸し出し冊数の増える図書は別として、「常に、必ず、山と化した本と対峙して返却作業を強いられる図書」の分野は、…
先月あたり、書店では海賊関連書籍の特集棚が設置され、海賊絵本もいっしょに並べられていた。そういえばNYタイムズ紙では、海賊の特集を組んでいたなあ。というわけで注目してみたところ9月19日は海賊語で話そうデーだったことが判明。このサイトの存在…
こういう「間」の生きる絵本は、どう考えても言葉の達人じゃないと創造できない。メム・フォックスはオーストラリアで活躍する作家なのだが、教師や図書司書、書店関係者らを中心に米国にも支持者がたくさんいる。何が光るのかと言えば、語感なのだそうだ。…
海賊は、子どもたちの間では人気のテーマ。お誕生日にもよく取り上げられるので、海賊ごっこは大好きな遊びになる。遊ぶ様子を見ていると、地図を描き宝物を隠すっていう行為がたまらなく楽しいみたい。あと、旗を作ったり。『How I Became a Pirate (Irma S…