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Big Frog Can't Fit In とびきりゆかいなとびだす絵本

疲れているときに"Big Frog Can't Fit In"みたいな愉快な本があると、すごくありがたい。シンプルで、わっはっは!の世界。本から主人公の一部が飛び出し、表紙と裏表紙のサイズが異なるヘンテコな作りの体裁ですが、タイトルからその理由がすぐにわかります…

How to Find Flower Fairies 今年魅せられたポップアップ絵本その2

昨日に引き続き*1、ポップアップ絵本のご紹介。『How to Find Flower Fairies』も今年、何度も手に取り購入しようと思いつつ、ほかに優先させる絵本があり、まだ手元に置いていないポップアップ絵本。バーカーの妖精ファンなら必読書とも言える、豪華でうっ…

Moby-Dick: A Pop-Up Book 今年魅せられたポップアップ絵本その1

グラフィックノベルとポップアップがドッキングした絵本『Moby-dick: A Pop-up Book』は今年、息子に買おうか買うまいか、かなり悩んだ作品です。結局購入せず今に至っていますが、何か機会があればぜひ手に入れたい。ハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」に…

Brava, Strega Nona! しあわせのひみつがいっぱい……

トミー・デ・パオラのファンにはうれしい豪華なポップアップ絵本にお目にかかった。『Brava, Strega Nona!: A Heartwarming Pop-Up Book』は、ロバート・サブダとの共同制作で実現した見ごたえのある一冊だ。ノナおばあちゃんが「しあわせの素」をそれぞれの…

数のアート

意識してか無意識なのか、娘のリクエストは日本語の少ない絵本ばかり。『One To Ten Pop-Up Surprises!』は、1から10の数が動物などで紹介されるポップアップ絵本である。でも、文字はまったくなく、出てくるのは数字とイラストのみ。どちらかというとアー…

けっこうおめでたい

『One Red Dot (Classic Collectible Pop-Up)』は、考えてみれば結構おめでたい、新年向きのポップアップ絵本かもしれない。 まず、仕掛けということで、箱や波、バスケットなどあの手この手で視覚を刺激する立体形が飛び出し、驚き、楽しさが味わえる。棒や…

クイル賞ノミネート絵本を読む#4 ポップ・アップ絵本の王さま

ロバート・サブダといえば、白い画用紙使いの魔術師という印象。イラストも描くけれど彼が絵本で一世を風靡した理由は、細工の凝ったポップ・アップ絵本の造形にある。作者のサイトに小学生の頃のエピソードが紹介されていた。母親がいつも大量の紙を用意し…