Princesses
コロラド州で起きた気球騒動。ウェブで銀色の円盤形ヘリウム気球を目にしてから"Princess Hyacinth (The Surprising Tale of a Girl Who Floated)"を読んだので、空を飛ぶ感覚がぐぐーんと現実味を帯びて感じられた。 「宙に浮く」という普通でない苦難を抱…
ジェーン・レイの『The Apple-Pip Princess』、すてきでした。純粋で清らかな心が感じられる極上のおとぎ話です。 美しく豊かに栄えていた王国は、女王さまの死によって、悲しみに打ちひしがれた国となります。そんな中、年老いた王は世継ぎを決めようと3人…
かわいらしい絵本に出会いました。『That Rabbit Belongs to Emily Brown』(邦訳『そのウサギはエミリー・ブラウンのっ! (児童図書館・絵本の部屋)』)には、うさぎのぬいぐるみと楽しく過ごす女の子と、彼女のぬいぐるみが欲しくてたまらないおひめさまの…
『The Princess Knight』は『Pirate Girl』*1といっしょに読んだのだが、中世、騎士、結婚というキーワードがよく理解できず娘の反応はいまひとつ。 王子三人を持つ王さまが、初めて姫を授かった。お妃は彼女を生んだときに命果て、何もわからない王さまは男…
フューシャ・ピンクのペイズリー柄に、実写紙人形のお姫さま。作者がローレン・チャイルドでタイトルが『The Princess and the Pea』*1ときたら、もう手に入れるしかない。……娘といっしょになって「お姫さま」や「妖精」に胸をときめかす自分を思うと、わた…
小さな子どものいる家庭に1冊、必需品――とはそのとおり。『おまるがない!』は、娘のお気に入り絵本である。自分が大きくなっても、小さな子どもの生活ぶりを垣間見るのは楽しいらしい。自分もそうだったから共感できるということかな。それにこの絵本の主人…