reptiles
"Slither and Crawl: Eye to Eye With Reptiles"は、小さな頃から爬虫類に目がなかったという作者の絵本。大判に加え実物大サイズで描かれるページもあるので、かなりの迫力に満ちている。サイズを示すページは右側が折り込みになっており、さらに横長に開く…
人間の寿命が二倍に延びたら、どんな人生が送れるのだろう。百年以上生きることを想像するのは、なんだか水晶玉に映る風景を眺めているような感じだ。絵本『Sunny Boy!: The Life and Times of a Tortoise』の主人公は、大ガメのサニーボーイ。南国でのんび…
原書タイトル『The Salamander Room (Dragonfly Paperbacks)』をそのまま訳したら、何やら純日本文学みたいな題名になった。これも息子が大好きだった1冊。ページをめくる、というより表紙を目にした瞬間から引き込まれるファンタジーに、彼もわたしも酔い…
この秋、どうしても書き留めておきたかった絵本がある。それは、『じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし』。理由は、キノコにある。もちろんレオ・レオニ作品の中で1番のお気に入りということもある。でも、1番はキノコから受けた衝撃だっ…
子どもの頃、怖かったものにベッドやソファーの下の「闇」があった。たとえば寝そべっているとき、ベッドから足がはみ出ていると横長の暗がりからワニが這い出てきて噛みつかれそうな気がしたから足は必ず引っ込めていた。あるときはベッドが船でじゅうたん…
娘のクラスは今、動物の単元の中で「ほ乳類」に続き「は虫類」について学んでいる。教室に入ると黒板の前には、へび、とかげなどこの分野の写真絵本、図鑑絵本がずらりと並んでいた。いろいろな生き物について知ることは、ワクワクする発見の連続だろう。 ク…