wolves

Big Wolf and Little Wolf---The Little Leaf that Wouldn't Fall 

質感のある鮮やかな色合いで、おまけに四季が描かれている。きれいなイラストに引かれて手にした絵本だったが、フランスではすでに人気シリーズで、どうやら本作は2冊目らしい。こちら"Big Wolf and Little Wolf, The Little Leaf That Wouldn't Fall"のテ…

The Wolves are Back

『The Wolves Are Back』は、イエローストーン国立公園に生息するオオカミと野生動物の生態を描く絵本。柔和な動物だけを保護する政策が取られたため、狩猟が奨励されたオオカミは1926年頃、ほぼ全滅だったという。でも、その後、保護政策が変わり、やっとオ…

Wolves おおかみのノンフィクション写真絵本

2月のブックレポートは、野生動物のノンフィクション絵本。ということで、娘は家にあったペーパーバックの写真絵本『Wolves』を選びました。鋭い眼光の迫力ある表紙を目にするだけでも、ゾクゾク、ワクワク。どんなレポートをしてくれるのでしょう。狼はおと…

Wolf's Coming! おおかみがくる!

『Wolf's Coming! (Carolrhoda Picture Books)』は、小さな子ども向けの怖くて楽しい絵本です。ぎらりと鋭い目を光らせた悪役オオカミに、森の動物たちは震え上がります。でも韻を踏んだ言葉のリズムが楽しいので、読者である子どもはエンタテイメントを味わ…

The Three Swingin' Pigs ジャジーな3ぴきのこぶた

『The Three Swingin' Pigs』は、いかにも米国らしくジャズ音楽を背景にした3匹のこぶた物語です。サックスのサッチ、ベースのモー、そしてボーカルのエラ、3匹トリオが繰り出すスウィングジャズは、一世を風靡していました。そこにやってきたのが、嫌われ者…

The Scallywags おおかみ一家のものがたり

おとぎ話の悪役おおかみは、不朽のキャラクターとして存在します。『The Scallywags』は、そんなおおかみの個性をもとにマナーについておもしろおかしく描く絵本です。ときに野蛮な海賊を示す言葉でもある"scallywags"(=やくざ者)というタイトルからして…

The Boy Who Cried Wolf

『The Boy Who Cried Wolf』は、クリコフ*1の狼少年物語ということで楽しみにしていた絵本である。期待どおり、おふざけとシュールさの混じった軽妙かつ不思議な作品だった。 根底に流れるテーマは「あそび」。聞こえてくる声といえば羊たちの「おやつ、おや…

絵本と演劇と音楽と

娘のクラスがチルドレンズ・シアターで上演中の「Peter and the Wolf」を見に行くので、クーニーの『ピーターとおおかみ (ぶたいしかけえほん)』を読む。フィールドトリップ当日朝に読んだのだけれど、「後」ではなくて「前」にしておいてよかった。ピーター…