母の日は、スタイグといちごのパンケーキから

 仕事に追われて迎えた今年の母の日。日本の母にはインターネットを利用してチーズケーキをプレゼント。うちでは、主人からはマリーゴールドの鉢植え、子どもからはカードを受け取る。ありがとう〜。余裕がないと「母親らしいこと」は何もできないので、早く今の仕事を終え、子どもたちと過ごす時間を充実させたいなあ。
 朝はスタイグのビデオで始まった。主人がいちご入りのパンケーキを焼く間、子どもたちは"The William Steig Video Library"を見る。このビデオには『ロバのシルベスターとまほうのこいし (評論社の児童図書館・絵本の部屋)』『ものいうほね (評論社の児童図書館・絵本の部屋)』『歯いしゃのチュー先生 (児童図書館・絵本の部屋)』『ゆうかんなアイリーン』の全4作品(英語)が収録されている。シルベスターのお話は、親の気持ちを考えると胸が詰まってちょっとつらい。息子も石集めが大好きだったし、赤い魔法の小石の存在はそれはすてきなのだけれど。娘は大声で「ママ〜、石に変えるから持ってきて〜!」とシルベスターの変身人形をリクエスト。わたしは、すでに石になっていたシルベスターを取りに部屋へ。スタイグの作品って、庶民的というか、人の心をくすぐるつぼを得ている作品が多いと思う。『ものいうほね』で骨がしゃべる設定は娘に大好評で、これから、いろいろなものをしゃべらせる遊びがはやりそうだ。息子もスタイグは大好きなので、2人カウチに並び、パンケーキをほおばりながら、嬉しそうに、ときに真剣に見入っていた。こんな母の日って、いいなあ。神さま、ありがとうございます。(asukab)

Sylvester and the Magic Pebble

Sylvester and the Magic Pebble

The Amazing Bone

The Amazing Bone

Doctor De Soto

Doctor De Soto

Brave Irene

Brave Irene