「ウエズレーの国って、いいね」
昨日、ちょうど絵本『ウエズレーの国』*1を出してブログに記していたら、「ウエズレーの国っていいね」と隣りで息子がつぶやいた。というわけで、リクエストを受けてさっそく読む。
自分だけの庭におもしろい植物を栽培して、そこからジュース・食料を取り、衣服を作って、小屋を作って、時計、文字まで作って……と、この絵本にはウエズレーだけでなく息子の夢も実現されている。ハンモックに揺れて手作りの笛を吹くウエズレーの何と満足そうなこと。外遊び、冒険の大好きな息子なので、庭にできた手作りの国はうらやましさと重なって鮮やかな夏のイメージになったことだろう。コンピュータ・ゲームに心引かれても、ウエズレーの国の魅力がわかってくれればそれでいいな。「続きの2はないの」と聞かれたので、「自分で考えてみたら」と答えた。でも、これは続きより、このお話のままがいいね。
何度目にしても、夏の広がりを感じさせる表紙のイラストが気持ちいい。(asukab)
- 作者: ポール・フライシュマン,ケビン・ホークス,Paul Fleischman,Kevin Hauks,千葉茂樹
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: 大型本
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