ローレン・チャイルドの「えんどう豆の上のお姫さま」

 チャイルドの『The Princess and the Pea』が今週発売された。最近子どもたちといっしょにおとぎ話を読み返しているところに、このニュース。うれしいけれど、米国では即、手にできないことがもどかしい。今回は写真家との共同制作ということで、本格的にきれいで、それとなくお洒落で、ところどころかわいくて、いつものように笑えちゃう作品なんだろう。
 わたしはローレン、グレイ*1、グラベット*2を「コラージュ実写を操るUK3人娘」と呼びたい。今風の空気を子どもの生活風土に溶け込ませた、おもしろい絵本制作なら彼女たちにおまかせといったところ。こうなればグラベッドにも「えんどう豆の上のお姫さま」を描いて欲しいなあ。おとぎ話は時代とともに新生するから、その魅力は永遠なのだと再確認した。(asukab)

  • 表紙のピンクが誘っている

The Princess and the Pea

The Princess and the Pea