大きな大きな女の子

 巨人5姉妹のお話*1で思い出し、『Swamp Angel (Caldecott Honor Book)』(邦訳『せかいいち大きな女の子のものがたり』)を読んだ。こちらは南部テネシー州を舞台に繰り広げられるほら吹き話。生まれたときからお母さんより大きくて、2歳のときには、まるでおもちゃを扱うようにしてログ・キャビンを建てた女の子が主人公。
 前回同様スケールの大きなお話が魅力で、娘が喜ぶかな……と思ったのだが、何しろご当地話は言い回しや出てくる固有名詞がわかりにくくてぴんとこず、わたしにとっても歯がゆかった。こういうところ、日本語ではどうなっているのかな。でも、イラストは堪能できただろう。くまと戦う場面など、迫力満点である。(asukab)

せかいいち大きな女の子のものがたり

せかいいち大きな女の子のものがたり