おまるがない!
小さな子どものいる家庭に1冊、必需品――とはそのとおり。『おまるがない!』は、娘のお気に入り絵本である。自分が大きくなっても、小さな子どもの生活ぶりを垣間見るのは楽しいらしい。自分もそうだったから共感できるということかな。それにこの絵本の主人公は小さなプリンセス。冠をかぶりおまるに腰かけるあどけない姿に愛着を示している。
「おむつなんかするの、もう やーだ!」「はずしてったら、はずしてよう!」――というお姫さまを見て、お后さまはおまるを用意。おまると大の仲良しになったお姫さまだったけれど、ある日、おまるが見当たらない! お城中、大騒ぎしておまるを探し出しはしたものの……。
娘は最後のページが大好きで、ここを味わいたいがために「もう1度読んで」のリクエスト。テンポのいい短いお話なので何度でも読んであげよう、ということになる。ママだって、また読みたいものね。このお姫さまは、もちろん娘でもあるのだ。(asukab)
- 邦訳の書影がないので、英語ペーパーバックで
- 作者: Tony Ross
- 出版社/メーカー: Kane Miller Book Pub
- 発売日: 1988/05
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る