ふたりはともだち
娘が毎日、『Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)』(邦訳『ふたりはともだち (ミセスこどもの本)』)を読んでくれる。読み始めた頃に比べると音読がだいぶ流暢になり、とても楽しそうだ。図書司書の先生指導による台本を読むお話サークルに入っているからか、会話部分の読み方を工夫したり、感情を込めて情景描写をしようとしたり、知らない間にいろいろなことを吸収しているようだった。でも、変わらないのは笑い声。知っているお話なのに何度読んでもおもしろくて、かえるくんとがまくんは最高のエンタテイメントになっている。先週受けた1年生リーディングの学年末テストも、合格できたのはかえるくんとがまくんのおかげなんだろう。
5話(「はるがきた」「おはなし」「なくしたボタン」「すいえい」「おてがみ」)の中で、わたしのお気に入りと言えばボタンのお話。ボタンを縫い付けた上着がとてもすてきに見え、いつか自分でも作ってみたいなあ、と。娘はどれも好きな様子。第1話目に示されるように、春に向くお話集。「すいえい」は夏かな。
2匹のお話に耳を傾けるだけで、穏やかな日常の幸福感に包まれる。(asukab)
- 作者: アーノルド・ローベル,三木卓
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1972/11/10
- メディア: ハードカバー
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