とべ、カエル、とべ!

 本日は、娘の最後の授業日。9月までのお別れとして、昨晩焼いたチョコレートケーキ(彼女も手伝ってくれた)をクラスで振舞った。
 読書の時間に教室を訪れると、娘が『Jump, Frog, Jump!』を読んでくれた。がまくんとかえるくんの影響なのか、合唱クラブで歌った歌が「カエルのうた」だったからか、何だか最近カエルに魅せられているようだ。ビーニー・ベイビーでも、カエルを選び遊んでいる。
 これは息子も楽しんだ1冊。原書でも邦訳『とべ、カエル、とべ! (児童図書館・絵本の部屋)』でも、「Jump, Frog, Jump!(とべ、カエル、とべ!)」の箇所が楽しいんだよね。文章が関係代名詞でつながってどんどん続いていく構成なのだが、こういうのって子どもはどう感じているのだろう。同じ趣向の『これはのみのぴこ』はいろいろな人が次から次へと登場し場面がコロコロ変わる印象だが、カエルのほうは緑がいっぱいの自然を背景に水辺の長閑な、でも小動物たちにとっては命にかかわる危険な光景が描かれる。後半登場する子どもたちの存在が生き生きしていていい。最後の「シーッ!」が効いているのだ。
 以前からこの絵本をわたしに読みたがっていた。1年生最後の日に読んでもらい、いい思い出になった。(asukab)
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Jump, Frog, Jump!

Jump, Frog, Jump!