marini*monteany さんとの出会い

 妹が「かっわいいでしょ〜」とうれしそうに見せてくれたマグ・カップのコレクション。その魔法がかったイラストにまず目を奪われた。動物たちの愛らしい姿、不思議な女の子のおちゃめな表情、そして何といっても色のカラフルさ。ヨーロッパ出身――この色合いからしてフランス、イタリア、スペインなど南欧あたり?――と信じて疑わなかった画家は、日本の方々だった。イラストは男女2人組のユニットマリーニ・モンティーニさん作。ためいきが出るほど、とろけてしまうほど、「かわいい」という形容詞はこのイラストを説明するために存在すると思われるほど、とにかくかわいい。色が目に飛び込んできた時点で、全部で9個あるというマグすべてを集める運命にあることを直感する。そして、このお2人は絵本も出されていることを知った。自分の名前を入れるパーソナル絵本(「すきっ」)なので、アマゾンでは取り扱っていないようだけど。絵本ナビで見かけた表紙の印象から、娘へのプレゼントにしようかな、などとわくわくし始める。
 どきどきしながら、お2人のサイトに書き込みをした。そこで紹介されているアート、雑貨のまたキュートなこと。こんなときめきを感じたのは、何十年ぶり? 妹とも、「かたときも離さずにそばにいて欲しいイメージ」だと話した。彼らのオリジナル雑貨ブランド「ECOUTE!」(エクート)に、今後も注目なのだった。出会えただけでたっぷり幸せになれる絵との出会い。これは、そうそうあるものじゃない。(asukab)