おりこうさんファーガス

 作者の愛犬ファーガスを描いたと思われる『Good Boy, Fergus!』を息子と読む。白いテリア犬を飼っている人には、つぼにはまる絵本だろうか。描写がちょっぴりアニメーションっぽいからか、心の底から湧き出てくるような犬の愛らしさが感じられなかった。それを味わいたければ、絶対に『Good Dog*1。でも、大きくなったデイビッドがこんな風に愛犬と日々と送っているよ……、という情景は伝わってくる。
 青空と犬は、少年と切り離せない。息子は帰宅するなり、明日「中世・十字軍」の単元テストがあるにもかかわらず、「太陽が出ているのにもったいないよー!」と裏庭で愛犬スクーターと遊んでいた。その後、息子にせがまれ日暮れまでキャッチボールと内野の守備練習。ここの日暮れといえば、今の時期は午後9時前。遅くても10時には就寝なので、いまさらテスト勉強しても遅いよー、の状態に陥る。ゴロを打つことに夢中になっていた親(わたし)の責任でもあった。(asukab)

Good Boy, Fergus!

Good Boy, Fergus!

*1:GOOD DOG! 2006年4月22日