Cowgirl Kate and Cocoa 2006年オナー

 『Cowgirl Kate and Cocoa』は、カウガールのケイトと彼女の馬ココアのお話集。4つの章からなっている。馬といっしょの生活は、子どもにとって憧れだ。このお話では、そこが絶対的な魅力だろう。畜舎でのお世話や放牧地での様子など、西部の生活を垣間見ることができ、知らない子どもたちには新鮮、すでに暮らしている子どもにしてみれば自分の生活が紹介されているようで感激だと思う。干草の匂いがしてきそう。
 あとは、おしゃべりするココアの存在かな。ゆかいな想像をかき立てる要因になっている。ヘンリーの愛犬マッジは、犬のままなのに。 
 今春、2冊目『Cowgirl Kate and Cocoa: Partners』が出たばかりの新しいシリーズは、主人公がカウガールということから女の子が夢中になりそう。作者たちは、子どもの本の世界ではおなじみの人々。レベルは3と4の間で3.5ぐらい。(asukab)
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Cowgirl Kate and Cocoa

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