HEROS of BASEBALL: The Men Who Made It America's Favorite Game これを読めば米国の国民的スポーツがベースボールだとわかる
ベーブ・ルースやジャッキー・ロビンソンの写真はよく見かけるのだけど、『Heroes of Baseball: The Men Who Made It America's Favorite Game』には表紙にイチローが載っていたので思わず手にとってしまった。どのページにもふんだんに写真が使われているので、表裏の見返しにある年表を確認しながら眺めているだけで、「へえ〜」の連続。それだけで、メジャー史に触れられる思いだ。
- 1869年3月15日 シンシナティ・レッドストッキングスが最初のプロベースボール球団となる。(レッズが!)
- 1876年4月1日 初の公式戦(ナショナル・リーグ) ボストンが6対5でフィラデルフィアに勝利
- 1900年2月2日 六都市(ボストン、デトロイト、ミルウォーキー、ボルチモア、シカゴ、セントルイス)がアメリカン・リーグを結成
- 1903年10月1日 初のワールドシリーズ ピッツバーグ・パイレーツがボストン・ピルグリムズ(現レッドソックス)を7対3で下す(パイレーツが!)
……などなど、特にメジャー草創期のことは、うろ覚えのままだったから、記されたひとつひとつの情報が新鮮に思われてしかたなかった。「ベースボールの復興は経済と興行の両面から米国の国力形成に役立つ」と信じたアル・スポルディングが、この時期、大きな働きを残した。
現役のヒーローは?と聞かれて、打者ならコンスタントに数字を残しているゲレロ、Aロッド、Aジョーンズ、ラミレス、タイプは違うけれどイチローあたりかなあ。投手なら、クレメンスか。(asukab)
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- 作者はメッツ番のスポーツライター
Heroes of Baseball: The Men Who Made It America's Favorite Game
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