Curious George flies a kite 娘にぴったりの読本探し

 「Frog and Toad」(『Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)』ほか)シリーズと「Magic Tree House」シリーズ(『Magic Tree House Collection: Books 1-8: Dinosaurs Before Dark, The Knight at Dawn, Mummies in the Morning, Pirates Past Noon, Night of the Ninjas, Afternoon on the Amazon, and more! (Magic Tree House (R))』)の間で楽しむレベルの読本を探せず、苦労している。息子は月刊誌を講読していて、そこから読み方を学んでいった。そうだった、科学雑誌と読み物雑誌。娘にも申し込まなくちゃ、と思い出す。でも欲を言えば、がまくん、かえるくんの四冊のように、ストーリーラインはとうに承知なのに何度読んでもおもしろく、子どもたちの笑い声が保証される「本」のほうが、お金がかからないし、いいなと思うんだけど。がまくんとかえるくん作品は文章、言葉の選び方に加え、キャラクター設定、イラストの完成度の高さにとにかく感服だ。これ以上のお話読本はないと断言した上で、読本探しに奔走した。
 図書館の「やさしい読本」(Easy Readers)コーナーで見つけた一冊が『Curious George Flies a Kite』。作者の試みで、お話は二百十八字からなり、一年生レベルで読めない単語はうち四十三字だけという。ほお〜、これはいいかも。単語制限のされた人気絵本! ただ、一話完結としてはかなり長いので、途中で適当に区切りながら読むのがいいようだ。これを『Curious George Takes a Job』と比べると、確かに「単語制限あり」と「単語制限なし」の差がくっきり現れる。後者のほうが高学年向けの語句が頻出していた。
 四か月の日本滞在で娘の英語が退行してしまったので、とりあえずジョージに助けてもらいながら「Magic Tree House」を目指すことにしよう。(asukab)
amazon:Magret Rey
amazon:H. A. Rey

  • 読み方用の読本となるのは、凧あげのお話一冊だけ。やはりシリーズで探すとなると、難しいんだなあ。

Curious George Flies a Kite

Curious George Flies a Kite