Celebrate the 20th Anniversary of "The Jolly Postman or Others People's Letters"(ゆかいなゆうびんやさん 出版20周年記念版)

 娘八歳のお誕生にプレゼントしようと思っているゆかいなゆうびんやさん*1(英語版)。今年は出版二十周年ということで、レターセット付き『The Jolly Postman』特別版が発売になっていた。同じ絵本であれば、便箋、封筒、シールそれぞれ十枚付きのほうがすてきなんじゃないかなと思い、クリスマスプレゼントとは別にお誕生日用に購入。七か月間、クロゼットの中で待ってもらうおうっと。クリスマスの英語版『The Jolly Christmas Postman』は連続した楽しみになると思うので、次のクリスマスにしようと決めている。わくわく。
 このシリーズは、ギフト絵本の金字塔として役割を果たしているといえよう。子どもにとって、これほど「本と自分」、「物語と物語」のつながりを満喫できる作品って、他にあまりないと思う。
 さしあたり日本の民話用に考えてみると、桃太郎、一寸法師かぐや姫、浦島太郎、おむすびころりん、舌切り雀……。でも、キーワードとなる鬼やねずみで、なかなか流れがつながらない。ましてや肝心の主人公は、いったい誰? 英米のような地域に根付いた「郵便屋さん」という職業は、日本だったら何になるのだろう。土地の人々から慕われる人気者って、いったい何をしている人?(asukab)

  • 英国版と米国版(20cm×26㎝)。米国版はレターセットの中が見えるように包装されていて、英国版はお楽しみ〜の趣向。最近出た大判の日本語クリスマス版は、どのくらいの大きさなんだろう?
The Jolly Postman The Jolly Postman
The Jolly Christmas Postman 大判 ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス