HOLES 穴

　『Holes (Holes Series)』（邦訳『穴 HOLES (講談社文庫)』）のDVDを観た。封切を観た息子と主人の言うとおり、よくできた映画だった。無実の罪を着せられた少年の体験を通して人種差別主義、移民文化、ホームレス、ティーンカルチャー、テキサスの風土……とさまざまな視点から米国を切る、ユーモアたっぷり、欲張りなお話なのだが、それが映画になっても崩れることなくちりばめられていて感心した。原作者ルイス・サッチャー自らが脚本を担当したことも影響しているかもしれない。後味のよさは、やっぱりユーモアかなあ。原作にも映画にも、巧みに絡めてあった。駆け足で記録！(asukab)
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穴 / HOLES [DVD]