The Little Red Hen ちいさなあかいめんどり

 ロングウィークエンドの楽しみは、NFLレイオフ。昨日、今日と接戦が多く、見ごたえがあった。シアトルは怪我人続出の中、よくオーバータイムに持っていったと思う。惜敗ながら善戦を称えたい。スーパーボウルは、コルツとセインツで。
 というわけでゲーム観戦中、甘いものを口にしたいとのリクエストからいつものようにショートブレッドを焼く。小麦粉とバターの混ぜ方が絶妙だったようで、サクサクの歯ごたえに焼きあがった。娘に感謝しなくちゃ。こねてくれたのは彼女。みんなが戦況を気にする中、ひとりキッチンを守ってくれた。
 小麦粉と聞いて思い出すのが、『The Little Red Hen*1。ピンクニー版は、いつもながらの端整な水彩画で写実的にきれいに表現されている。粉屋のミラーさんが、ちょっとピンクニー自身に見えたりして。ジャムを分けてくれたりして、とってもやさしいおじさんなのだ。南部の農場が丁寧に描かれ、のんびりとした雰囲気に独特のリズムが加わった感じがした。
 粉仕事って、いいなあ。手に触れているだけで、落ち着くというか。娘もその感触に魅了され、キッチンの妖精になってくれた。(asukab)
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  • めんどり母さんは大忙し

The Little Red Hen

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