「巧みに生きる、善く生きる」デューク大脳科学リサーチ結果から

 http://www.forbes.com/forbeslife/health/feeds/hscout/2007/01/22/hscout601147.html
 利他主義は、人間の本能と関係があるらしい。「コンピュータゲームをしているときの脳」と「コンピュータゲームをする人間を見ているときの脳」の反応を調べた結果、他人を観察しているときのほうが、脳の働きが活発であることがわかった。反応を見せた脳の一部(pSTC)は、たとえば原始時代、ライオンに狙われていることを感知するような本能的な働きを示す部分で、これにより対人行為は社会的に培われるというよりも本能的な働きとつながっているのではと関係者は推測している。つまり、人間は「自分に対して、こう接してもらいたい」という本能で相手に接している。
 「善く生きる」は、本能。そう考えると、納得できることがたくさんある。