I Am Invited to a Party! パーティにおよばれ

 大急ぎで書いていたら、とっても大切な日を抜かしてしまいました! この日は、シアトル公立図書館ノースイースト分館でハトさんシリーズ、ぞうさん&ぶたちゃんシリーズ、くたくたうさぎシリーズ*1の作者モー・ウィレムズさんにお会いしてきた記念すべき日でした。
 午後4時、図書館に足を踏み入れると、すでにモーさん作品を手にしたお母さんと子どもペアがわんさかと集まっていました。子どもと言ってもよちよち赤ちゃんからプレスクールのお子さんがほとんどで、娘が一番大きいぐらいの年頃でしょうか。息子も行きたいと言っていたのですが、この夜は行事続きだったので連れてこなくて正解だったかも。でも、中学生をもファンにしてしまうのがモーさん作品のチャームポイントですから、来ていても楽しかったでしょうけれど。集まったのは全部で200人弱ぐらいかな。午後7時にもう一回同じ会があるので、それを考えると中規模の会議室にたくさんの人が来場したと思います。
 歓迎拍手とともにさっそうと現れたモーさんは、やはり『Knuffle Bunny Too: A Case of Mistaken Identity』の中のパパでした。娘のトリクシーちゃんは現在小学1年生。絵本に出てくる学校に通っているのでしょう。一冊目にこの絵本を読んだ後、質疑応答があり、ストーリーの題材は実話ですが展開については「実話かどうかは言えません。事実関係は伏せておきます」と笑いを誘っていました。セサミストリート制作で培ったユーモアが生きているのでしょうねえ。まじめな顔で笑いを生み出す話術に、ますますファンになりました。
 二冊目に『I'm Invited to a Party! (An Elephant and Piggie Book)』、最後に『My Friend is Sad (An Elephant and Piggie Book)』を読んでおしまいです。午前中にもひとつお話し会があったので、声が少しかすれ気味。この日からの西海岸ツアー強行スケジュール、無事こなせたのでしょうか。
 サイン会の前、娘にねだられずとも、わたしのほうで率先してくたくたバニーとモーさんの絶叫「LET ME DRIVE THE BUS!」が聞けるハトさんぬいぐるみを購入。ママは、こういう付属物に弱い! トリクシーの絵本2冊にサインをいただいて、ホクホク笑顔で帰路に着きました。(asukab)
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  • モンスターのパペットもすてきですが、知名度ではこの2匹にかなわないでしょう! 「ナッフル」とはオランダ語で「だっこする」という意味だそう。(写真上)二冊目に読んだパーティに招待されるお話も、おもしろかったです。モーさんが「パーティ! パーティ!」と喜び浮かれる姿が子どもそのものという感じで、会場に一体感を生み出しました

I'm Invited to a Party! (An Elephant and Piggie Book)

I'm Invited to a Party! (An Elephant and Piggie Book)