2007-09-29 スキーマを増やす(3) 1年生の教室で 読書 米国 T-to-S コネクション(テキストtoセルフ・コネクション) 1冊の絵本を読み、自分の生活とつながる部分を発表させる。(カーペット・コーナー) 自分のレベルに合った絵本を読み、T-to-Sコネクションを探し、ポストイットノートに記す。 いくつもあれば、何枚も記していい。そのままポストイットを絵本に貼り付け、シェアのときに発表する。 T-to-Sコネクションを学んだ後は、年間の終りまでコネクション探しの活動が続く。機会あるごとに、「スキーマ」「メンタル・イメージ」「プレディクション」「コネクション」を連発させ、生徒をほめ、読書欲を促す。 読書は根本的に、コネクション体験だ。「誰の作品が誰の作品を想起させる」とか「このページからあのできごとが頭に浮かんだ」とか「わたしの幼少体験を思い出した」とかの連続。同プログラムは「T-to-T」「T-to-S」「スキーマ」といった用語を使う、読書体験促進ツールだと思えた。活動自体は従来の読書活動と変わりない。