2年目を迎えて

 ここからは今年に入ってからのガイデッド・リーディング・プログラムについて記す。今年は2・3年生のクラスを担当。
 2年生の教室で。「スキーマをどうやって身に着けたのか」という教師の問いに対して上がった項目を表にする。

  • 実際にやったことがある。
  • 誰かがやっているところを見たことがある。
  • 学校で教えてもらった。
  • 実際にその場所に行ったことがある。
  • 本を読んで知った。

 次に、「どうやったらもっとスキーマが増えるか」の問いに対しても同様に表にする。

  • 実際にやってみる。
  • 家族や人から教えてもらう。
  • その場所に行ってみる。
  • 本を読む。

 書き込んだ表をクラスに貼り出す。機会があれば表の内容に触れ、生徒たちにスキーマ増強を促す。
 内容は当たり前のことなのだが表にして目にするという行為が大切か、と実感した。これってまさに人生の学びと同じことだなあ。