The Giant of Seville: A "Tall" Tale Based on a True Story 世界で一番大きなジャイアントのお話
『The Giant of Seville: A "Tall" Tale Based on a True Story』は、オハイオ州セヴィルに永住の地を求めようとやってきた、世界で一番大きな男、キャプテン・ベイツと彼を温かく迎え入れた町の人々との交流を描く。これが実話というから、何とも興味深い。
身長7フィート11半インチ。ほぼ8フィートということは、1フィート=30.48センチなので、2メートル44センチ! 驚くべきことに、彼の妻アンナ・スワンも同じ身長で、2人は世界でもっとも背の高い夫婦として知られていたそうだ。NBAのせいたかのっぽナンバー1ですら、7フィート7インチ(2メートル31センチ)だから、いったいどれだけ背が高かったのか、そのジャイアントぶりが伺える。
2人はサーカスで世界中を興行した後、引退しセヴィルの町に落ち着いた。ロンドンで挙式した際は、ビクトリア女王からダイアモンドのちりばめられた特注サイズの金時計を贈られたそうだ。
セヴィルの町からそう遠くないところに住む作者が、地元の歴史を絵本に残した。(asukab)
amazon:Dan Andreasen
- 巻末の2人の写真に目が釘付け……
The Giant of Seville: A "Tall" Tale Based on a True Story
- 作者: Dan Andreasen
- 出版社/メーカー: Harry N. Abrams
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: ハードカバー
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