ぐりとぐら
絵本『ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)』から春を感じる一番の理由は、「たまご」にあります。復活祭を想起させるたまごの形と、そのたまごで甘い香りのカステラを焼きみんなでいただく場面――。ここに春の到来を心からお祝いする喜びが描かれていると思うのでした。
ぼくらの なまえは ぐりとぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうり すること たべること
ぐりぐら ぐりぐら ぐりぐら ぐりぐら……
今でもそらで歌える"主題歌"を口ずさみ、何か焼き菓子が作りたくなってきました。
お料理と動物たち――子どもの大好きなものが軽やかな調べに心地よく収まっていて、ほのぼのとした春の贈り物としてぴったり。メロディは、もちろん家のオリジナルです。
わたしにとり、この絵本は春の風味に包まれています。(auskab)
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- 作者: なかがわりえこ,おおむらゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/01/20
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