アンジェリーナはバレリーナのミニシリーズ

　アンジェリーナ・シリーズは、子どもたちが夢中になった絵本シリーズのひとつです。ぐうぜんにも特にお気に入りだった3冊が小さなセット（邦訳）になったことを知り、宝石の小箱を手にした気持ちになりました。
　やはり子どもに人気のあるお話は、この3冊だったのでしょうか。なぜなら、うちではだんぜん、同3話が光っていました――最初の出会いは、英語のほうでしたが。特に息子が『アンジェリーナ ミニ アンジェリーナ はじめての ステージ (講談社の翻訳絵本)』を好み、娘は『アンジェリーナ ミニ アンジェリーナの クリスマス (講談社の翻訳絵本)』を楽しみました。バレエの発表会で騒動のおきるお話と、ひとりぼっちのおじいさんにクリスマス・プレゼントをするお話。今ふりかえってみれば、子どもたちの性格をよく反映している志向です。もちろんシリーズ1冊目はアンジェリーナとの出会いとあり欠かせません。3冊いっしょですと、かわいらしい飾りのついたケース入りとのことで、クリスマスの贈り物にぴったりでしょう。
　いずれもすでに大判を所有していますが、かわいらしい小箱セットは自分へのクリスマス・ギフトとして手にしてみたい……と想像して夢見心地になりました。子どもたちの思い出をいつまでもしまっておけそうなので、個人的にこの小さなサイズに非常に魅せられてしまいます。
　もちろん、別々の購入も可能です。小判なので、お出かけにも持ち歩け、よりみじかに楽しめますね。