Moby-Dick: A Pop-Up Book 今年魅せられたポップアップ絵本その1
グラフィックノベルとポップアップがドッキングした絵本『Moby-dick: A Pop-up Book』は今年、息子に買おうか買うまいか、かなり悩んだ作品です。結局購入せず今に至っていますが、何か機会があればぜひ手に入れたい。ハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」に手描き風のイラストがぴたりと重なり、少年の心を揺さぶる大作に仕上がっています。
名作にもかかわらず非常に親しみやすい要因は、ほんのり素人っぽいペン画に帰するでしょう。何となくティーンエイジャーの描いたような画風をかもしているおかげで、作品がかなりこちらに寄り沿いながら語りかけてきます。エイハブ船長が復讐を目的に、巨大な白鯨と闘う迫力も同時に、ぐいぐいと。作者はサブダさんのお弟子さんだったよう。師匠も絶賛でしょう。
「名作+ポップアップ」*1に大賛成です。今秋には第2弾『20,000 Leagues Under the Sea (Pop Up Book)』も出て、目が離せません。(asukab)
amazon:Sam Ita
- 作者: Sam Ita
- 出版社/メーカー: Sterling Pub Co Inc
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: ハードカバー
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
息子が公認スキー・インストラクターとしてデビュー。本日、初めて、小学生たちにスキー指導をした。おめでとう! 今シーズンは週末、スキー場通いが続く。