Ladybug Girl and Bumblebee Boy いっしょに見立て遊び

 前作"Ladybug Girl"では一人の見立て遊びを描き、2作目の"Ladybug Girl and Bumblebee Boy"はハチになりきる男の子といっしょのごっこ遊びを描きます。コスチュームを身に着けると、子どもはその気になるのですよね。これぞ仮装というコスプレに生きるワクワク感です。
 ただ一点、オヤッと思ったのは、男の子が手にしている「棒」。プレスクールの先生にもよるのですが、自分の経験からですと、「棒」は危険物として割と厳しく取り上げていました。怪我をして訴訟でも起こされたら大変ということでしょう。そうなる前に手を打ち禁じているのです。よって子どもが棒を手にしていると、必ず「ノー・スティック!」の一言。親たちも右へならえで、誰も棒をおもちゃとして奨励していませんでした。こんなに楽しく遊べる見立て物は無いのにねーと内心思いつつ。絵本では棒を持ち自由に遊ぶ姿が描かれ、健全な印象です。
Ladybug Girl 小さな女の子の空想遊び - 絵本手帖
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Ladybug Girl and Bumblebee Boy

Ladybug Girl and Bumblebee Boy