Wombat Walkabout オーストラリアを懐かしむ絵本

 Wombat, Walkabout, Dingo, Wattle Tree, Billabong, Eucalyptus, Kookaburra, Swag...。"Wombat Walkabout"は、オーストラリア縁のことばが満載の絵本です。構成としては英語の遊び歌'Five Little Pumpkins'を模倣し、6匹のウォンバットが1匹ずつ減っていく流れ。6匹のウォンバットとおなかをすかせたディンゴのやりとりをユーモラスに描きます。
 丸っこいウォンバットのイラストが独特……と印象を抱いていたら、それもそのはず、画家はあの、ロソフのいたずらイノシシ絵本の画家。道理でこちらも、いたずらっぽい風味に満ちているわけです。三日月型の目がニタリと愛嬌を放ち、オーストラリアの平原で繰り広げられる物語を彩ります。
 ダウン・アンダーが恋しくなったら、この絵本も一冊リストに加えておきたいところです。
Wild Boars Cook ロソフのいのしし絵本2冊目 - 絵本手帖
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Wombat Walkabout

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