Darwin: With Glimpses into His Private Journal and Letters ダーウィンの人生

 世に名を残す人の人生。好きなこと、というより、本能に刻み込まれた指向に動かされ熱中して続けているうちに、いつの間にか偉業を成し遂げている。継続の動機付けには必ず、きっかけとしての助言者(メンター)が存在することもだいじな要素かもしれない。ダーウィンの場合は、聖職者のヘンスロー教授がそうだった。
 "Darwin"は、ダーウィンが残した記述ととも彼の人生を紹介する伝記絵本である。米国では土地により今でも聖書の教えと対立を招く自然科学の根源だが、絵本はダーウィンの言葉を真実の重みとともに紹介し、淡々と歴史を語るのだった。人類の営みの中で必然とも言うべき歩みが、どのように世に現れたのか。さっそく娘に読んでもらわなくちゃと思った次第。
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Darwin

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