Tacky Goes to Camp ペンギンのタッキー・シリーズ
娘が「おもしろいから、読んで、読んで!」と何度もすすめてくれた"Tacky Goes to Camp (Tacky the Penguin)"。笑いがこぼれる理由は、おりこうさんなペンギン集団の中で1匹だけはずれてしまうタッキーの個性にあるようでした。折り目正しくきっちり行動するペンギンたちの中にあって、タッキーの「ずぼらで不器用で型にはまらない性格」は、どこか自分の現実と重なるからか、とても魅力的に映ったようです。最初から最後まで笑い転げていました。
タッキーたちは、キャンプに出かけます。もちろん南極なのでまわりが凍てついており、読者にしてみるとなんだかちっともキャンプらしく感じられないのですけれど。夜になると焼きマシュマロをほおばりながらの怪談で盛り上がり、このページではハロウィンにもお似合いの光景が続きます。最後のオチは、子ども心をさらう飛び切りの終り方。なるほど〜、おいしそうで、おかしくて。娘がとりこになった決定的な理由は、ここにもあったのですね。
すでにシリーズで何冊も出ています。こんなにあるとは、知りませんでした。
amazon:Helen Lester
amazon:Lynn Munsinger
Tacky Goes to Camp (Tacky the Penguin)
- 作者: Helen Lester,Lynn Munsinger
- 出版社/メーカー: HMH Books for Young Readers
- 発売日: 2009/05/04
- メディア: ハードカバー
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- シリーズでは、こんな感じ