"People, Look East!": A Christmas Pageant with Eucharistのことと、ピンクニーのイソップ絵本

 本日午前9時、聖マルコ大聖堂にてクリスマス降誕劇"People, Look East!"を交えた聖餐式がありました。同名の聖歌は、童話作家エレノア・ファージョンの作詩。これを口ずさむと元気が出るというか。ファージョンのことを思うとさらに感動したりします。
 陪餐の際、娘がピアノ伴奏をして息子がバイオリンを弾きました。初めてのデュオ演奏で教会に献身してくれ、わたしとしてはほっとしたというか、やれやれというか。バイオリンは昨日弦を張り替えたので、いつもの感触で音が出るかほんのちょっぴり心配でした。バイオリンショップなど行かなきゃよかった、などと後悔が過ぎったり。
 息子は今後週末はスキー学校でインストラクターを勤めることもあり、この次一家揃っての礼拝参列はイースターになるかもしれません。この事実にも、やれやれ……。何はともあれ、聖堂に響くバイオリンとピアノの音色が美しく、気持ちが落ち着き、聖なる時間が過ごせました。娘のほうはイブ役、はじめの祈り聖歌隊、ピアノ演奏の4役をこなし大満足。お疲れさま、すごいな。
 うちの教会のシンボルは、ライオンです。ということで、話題に上っているピンクニーの"The Lion & the Mouse"をご紹介。イソップの「ライオンとねずみ」のお話を豪快な構図の水彩で語る絵本です。もうこの表紙からして圧倒される感じ。文字無しの迫力がすごい。
 そういえば、主人のクラスでも12月は寓話をテーマに作文指導が行われました。子どもたちの書いた寓話は、どれも個性的ですばらしかった。ちゃんと最後に教訓が示され、大人としても彼らのストーリーから学ばせてもらいました。
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The Lion & the Mouse

The Lion & the Mouse