Bard of Avon: The Story of William Shakespeare シェイクスピアの魅力を堪能

 クリスマスの贈り物にした"Bard of Avon: The Story of William Shakespeare"がすごくよかった。読者レビューを読み自伝関連で一番評判のよいものを選んだので、そうこなくっちゃ!というところ。娘といっしょに読んだ。
 シェイクスピアの生涯に関しては、いまだ謎めいた部分が多い。よって作者は歴史を断定せず、かわりに周辺背景から彼の人間像を浮き彫りにしていく手法を取った。生き生きとエリザベス朝時代を描き出し、グローブ座のざわめき、興奮、調べが伝わってくる感じだ。大学時代に出会っていたかった、なんてふと思う。
 味わい深いシェイクスピアの語感だが、少年期にラテン語ギリシャ語を修めたことが後に結実する。やはり古典。ということで、無性に源氏物語が読みたくなってきた。せめて触れるだけでも。全巻揃っていないので、2010年の目標にしよう。それより今は大掃除!
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Bard of Avon: The Story of William Shakespeare

Bard of Avon: The Story of William Shakespeare