ベリー摘み
ご近所の家族が旅行に出ると、いつもうちの子どもたちがその家の動物のお世話をしている。そんな間柄であったから今回は、裏庭に実ったいちごとラズベリーをどんどん摘んで食べて欲しいということだった。確かに、これだけ実っているものを虫さん、鳥さんだけに独占されてしまうのも、考え方によればもったいない。ということで、娘といっしょに初夏の味わいであるいちごとラズベリーを摘み、夏をたたえる恵みの実を堪能した。
殊にラズベリーのほんのりとした甘さに感動。いちごもおいしかったけれど、ラズベリー独特の甘酸っぱさに取り付かれてしまい、うちにも苗木が欲しいなあと思っているところだったりする。野生のブラックベリーはあちらこちらにたくさん茂り、いちごはうちにも少しあるので、ラズベリーとかブルーベリーといったマーケットで少々高価なベリーの種類を増やせば、夏のよろこびも倍増しそう。
個人的に、加工するよりそのままを味わうのが好き。自然の恵みに感謝する瞬間が夏の醍醐味だ。そいういえば、さくらんぼの実も赤くなり始め、今日、初物として娘が摘んでくれた。東の空を見てほほ笑むのをわすれちゃったなあ。
ベリー摘みといえば、サリーのお話――『サリーのこけももつみ (大型絵本)』"Blueberries for Sal (Picture Puffins)"。サリーの夏に思いを巡らせた。
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Blueberries for Sal (Picture Puffins)
- 作者: Robert McCloskey
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 1976/09/01
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