Can I Play Too? ヘビくんの場合

 "Can I Play Too? (An Elephant and Piggie Book)"は学年末の6月、W先生がクラスで読んだ絵本。ここに登場するヘビくんの気持ちは、自分が子どもの頃に味わった気持ちと同じだと言っていた。
 手と足のないヘビくんが、どうやってバスケットボールの仲間に入れてもらえるか。それは車椅子と生きるW先生の体験と同じだった。「ぼくもあそんでいい?」――。その質問の後に流れる沈黙は、絵本の中も、現実も同じ。
 違いは違いと認めて最後はいっしょになる子どもの柔軟性から、まわりが学ぶことは大きい。
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Can I Play Too? (An Elephant and Piggie Book)

Can I Play Too? (An Elephant and Piggie Book)