I Want My Light On! あかりをつけて! リトル・プリンセス

 リトル・プリンセスの絵本は久しぶり! "I Want My Light On! (Little Princess)"を開きながら、娘が自分の体験を振り返っていた。暗闇が怖くて、やはりこの絵本のリトル・プリンセスと同じように「あかりをつけて〜」とお願いし通したんだよね。わたしも子どもの頃、夜の闇が怖かったなあ。なので、本作品は親子ともども、共感にたっぷり浸りながら読ませていただいた。
 最後がちょっとおもしろいんだ、おばけちゃんが登場して。怖がる側と怖がられる側、両者からの視点を描いた絵本は他にもあったけれど、知名度の高いリトル・プリンセスの物語になると、それも際立って特別なお話に見えてくる。
 "おまるがない!"以来の絵本、とても懐かしくて、しんみり子どもたちの小さな頃を思い起こしていた。
amazon:Tony Ross

I Want My Light On! (Little Princess)

I Want My Light On! (Little Princess)