2011年を迎えるにあたってのメモ
去年をふりかえっていたら、興味深いメモ(2010年版)をミッケ! 気持ちもあらたに再び記してみる。
- 家族のよきサポーターになる(忙しくても、おやつを作る!)
- 古今、新古今に親しむ(どういう形になるか未定だが、感性のキーワードごとに歌をまとめる!)
- 二十首詠に挑戦(毎夜、作歌!)
- 源氏物語(精読!)
- 絵本の記録(昔のように毎日記録! でも、4月から6月にかけては無理かな)
- ヨガ+ジム(昔のように毎日通いたいけれど、現実的には週4日! 夜は家族といっしょに過ごしたいし)
『古典を読む 風姿花伝 (岩波現代文庫)』での馬場あき子さんの言葉に動かされた。「……毎週一回、能を観ずに過せようとは考えられず、毎夜、短歌を作らずに眠る夜があろうとは思えないという、静かな、独りの狂乱怒涛の時代であった……」。とくに「短歌を作らずに眠る夜があろうとは思えない」の箇所。これを続けていたら、二十首詠などいとも簡単にできてしまう。今の自分になら、これはできそう。わたしは基本的に連作で詠むことから、間が開くより毎晩のほうがイメージが連なりやすい。要は習慣化させることだ。あと、世阿弥の「秘すれば花なり 秘せずは花なるべからず」――まだ、とんでもなくほど遠い。
おやつは、なかしましほさんの『おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集』に触発された。簡単で、おいしくて、自分が昔食べていたような懐かしいおやつばかりが並んでいる。ビニールの表紙カバーをはじめ、おやつの器やテーブルの背景など、昭和を彷彿させるものがたくさんつまっていて、時間ができるとつい手に取ってページを開いている。小学生の頃、家庭科の教科書で見たような、お行儀のいい、滋味で、家庭の香りがするおやつ群。食べ物の力は偉大よね。自分のお気に入りレシピも書き込んで、おやつ手帖に仕立て上げたい。
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