まちのいぬといなかのかえる

 大好きなモーさん絵本の翻訳が出ました。『まちのいぬといなかのかえる (大型絵本)』は、季節のめぐりをとおして犬と蛙の交流を描くやさしくて、うつくしいストーリー。今年のコルデコット賞にオナーぐらいで入選するかなとも思った作品でした。
City Dog, Country Frog 犬と蛙、美しい四季の物語 - 絵本手帖
 コルデコット賞といえば近年、入賞作品の数が少ないのですが、個人的によい傾向だと思っています。「よい絵本」は、それほど多くありません。ましてや世代を越えて読まれ続ける絵本は、そうそう出てくるものではありません。このようにして「賞」の意味を考えると、新刊絵本を見る目も変わってきます。
2011年コルデコット賞受賞絵本 - 絵本手帖

まちのいぬといなかのかえる (大型絵本)

まちのいぬといなかのかえる (大型絵本)